1998年のドラフト1位で阪神タイガースに入団した藤川球児投手。入団発表の席では当時の野村監督の隣で緊張した様子も見せず、あどけない表情で笑っている姿が印象的だった。 あれから6年が過ぎた2005年。藤川投手はいつもゲームのハイライトとなるような場面で登板し、相手打者を切り捨て続けている。驚異的なペースで登板を重ね、今年のチームに対するその貢献度は計り知れない。 「ファンと一緒に泣きたい」―その言葉に集約される、彼の気持ちは日増しに強くなっている。