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偉大なる普通の通過点
1991年のドラフト4位で広島東洋カープに入団以来プロ17年目、阪神タイガースに移籍後6年目となった2008年。通算1911試合目となる4月12日の対横浜5回戦の第4打席に、金本知憲選手の通算2000本安打という偉業は達成された。
昨年10月19日に行った左ヒザ半月板手術、そのリハビリを経て見切り発車となった今シーズン。プレー中や普段の生活から、あらゆる面で制限や自重、そして入念なケアが必要とされる状態である。しかし金本選手は開幕戦から、チームを勝利の軌道に乗せる活躍を見せ続けていた。
4月3日には40歳の誕生日を迎えた。連続試合フルイニング出場の世界記録も更新中。2000本安打の他にも様々な節目の記録を目前に控えている。しかし昨年の手術の影響や年齢のことで、シーズン前はその限界を探ろうとする声も無いわけではなかった。
そんな年だからこそ、絶対に結果を残さなくてはならない。これまでに無い、そんな強い決意を胸に打席に立つ金本選手。1993年の初安打から約15年。この2000本も、「大きな節目ではあるけれど、単なる通過点」―そう言わんばかりに再び気持ちをバットに乗せていく。 |
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―まずは2000本安打達成、おめでとうございます。
ありがとうございます。
―この2000本安打、達成前から金本選手の周りではいろいろと反響が大きかったと思います。普段どおりの野球をするには支障もあったのではないかと思いますが、いかがですか?
いや、別にないですよ(笑)。もう試合に入ってましたから。(達成を)引っ張ったように見えたかもしれないですけれど、結局3試合じゃないですか、ヒットが出なかったのは。日曜日の東京ドームでリーチをかけて、移動日を挟んで甲子園で中日戦が2試合。3戦目が中止になって横浜へ行って2試合目ですからね。やっぱ甲子園でできなかったのは少し残念ですけどね。 |
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―今シーズンはまだ始まったばかり。金本選手自身としては400号も間近だし、もちろんフルイニング出場の記録も続いていきます。2000試合出場も控えています。そしてチームは今、恐いくらいに好調なスタート。素晴らしい年になりそうな予感もするのではないですか。
そうですね。とにかく今年にかける僕の気持ちっていうのは、今までにないくらい強いものがあります。見返したいとか、このままでは終われないとか、そういう気持ちがすごく強くて。その中で今チームはこういう状態で接戦をものにできているし、充実というかすごくやりがいはありますよね。自分の挙げた1打点や2打点を、ピッチャーがしっかり守ってくれて、それが決勝点になってますからね。ピッチャーが打たれるとすべて消えてしまうわけだし。 |
このインタビューの完全版は
月刊タイガース5月号(5月1日発売)3〜8ページで!
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