クローズアップインタビュー


■生年月日/1983年10月31日・25歳
■身長・体重/178cm・84kg
■出身地/大阪府
■投打/左・左
■学・球歴 大阪桐蔭高-関西大-阪神(‘05年度大・社ドラフト希望枠~)

「奪回」、CSへ!
  昨シーズンの開幕時、それまでのプロ入り後2年間にわずか5試合の登板で未勝利だった岩田稔投手が開幕ローテーション入り。4月は3勝を挙げるなど、そこから一躍タイガース先発三本柱の一角を担う働きで、昨シーズンは二桁勝利を記録した。シーズン中から北京オリンピックの代表候補メンバーに選出され、今年3月に行われたWBCにも出場した。
 しかし、更なる飛躍が期待された2009年のシーズンは、左肩の故障で大きく出遅れることになった。今季初勝利は7月29日。それでもそこから着実に結果を残し、クライマックスシリーズ出場を最低限の目標に据えたチームの勝利に貢献。自身の第二子となる長女が誕生した9月9日には、今季2度目となる完封勝利で5勝目をマークしていた。
 ペナントレースは最終局面を迎えている。しかし少ない残り試合の中、さらには昨年苦杯を舐めさせられたクライマックスシリーズにおいても、まだ「取り返す」ための舞台は用意されている。そこでの岩田投手の奮闘は、タイガースの明るい未来へとつながっていくはずだ。
 
岩田稔
 
―今年はここまで11試合に登板して4試合で完投、うち2試合を完封。昨年と比べても完投能力は格段に成長していますね。
 去年は完投が二個しかなかったんですよね。一年間ローテーションを守って二個っていうのはさみしいなーと思っていましたから。まあその裏返しとしては、後ろのピッチャーがしっかりしているっていうことなんですけどね。今年は自分がいけるところまで少しでも長くいくと、そう心に決めてマウンドに上がっています。そういう意識が去年より強い部分がでているとは思いますね。
―今シーズンも残り試合が少なくなってきましたが、単純計算であと4試合に登板。もちろん全部勝つつもりで、とは思いますが、どういうことを意識してやっていきたいですか?
 そうですね、今までどおり内野ゴロを多くして、できるだけ完投できるようにどんどん投げていきたいですね。
―昨年はクライマックスシリーズで、シーズン最後の(先発)ピッチャーとなりました。中日戦は相性もいいですし、やっぱりその借りを返したいという気持ちは強いですか?
それよりも、今年は前半戦、何も仕事ができていないんで、それを取り返さないといけないと思っています。今はそのために必死でやっています。

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