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Close up Interview 梅野隆太郎

(月刊タイガース7月号より抜粋)

信頼 より深く

―今シーズンここまでの梅野選手の充実ぶりというか、走・攻・守、すべての面において、高いレベルにあると思います。走塁面では盗塁数が7個、過去5年間の通算数に並びました。中でも先日のサヨナラゲームの三盗が監督から絶賛されていましたね。

 ここは走ってもいい、いけない、これならいける、っていう判断や、自分がこういう場面ならやられたくないこと、そういうことを考えながらゲームに入っていけているとは思います。矢野さんが、「キャッチャーはお前に任せた」というような言葉をかけてくれるので、守備だけじゃなくて攻撃や走塁面でも、幅広く、積極的に考えていくことができているのかなと。あの三盗の時は、「ここはいかないと勝てない」と、そう思ったので。ここで動かないと、そのままズルズルいってしまいそうだなと。それで勝負をかけた結果、ああいう相手のミスを誘って。そういうふうに、自分の視野、野球勘に基づいて、ここっていう勝負所でいく勇気を持つと。失敗に終わっても、矢野さんはそれを「ナイストライ!」って言ってくださるし、成功したら、それを自信に変えてほしいと。「何をしてはいけない」っていうことは基本的にはないですし、言われていることはすごく理解できる。だから失敗を恐れずにできていると思います。



























―オールスターが終われば後半戦。ゲーム数としてはこの交流戦が終わればほぼ折り返しなのですが、ここからどういう意識を持って戦っていきたいと?

 とにかくチームが勝つことが一番なので、そのために個人的にはいいところで打ったり、バントするところはしっかり決めて、試合の流れがつかめるように。そういう嫌なバッターになれるように、そして嫌なキャッチャーでいられるように。もちろん毎年毎年が勝負なんですけど、最初に言ったように今年は自分にとってこれまでよりもっと中身の濃い一年になりそうなので、そこで悔いの残るような試合はできるだけ少なくなるようにしたいです。交流戦明けには少しブレークがありますけど、そこでいいリフレッシュをして、後半戦に向けてしっかり区切りをつけて。また新たな気持ちで、準備をしっかりして臨んでいきたいです。


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