―そして今がシーズンの折り返し地点ですが、藤川投手はここまで安定感抜群。このパフォーマンスを自分ではどう感じていますか？

　普通ですよ、普通（笑）。普通なんですけど、ここまでどうしてもゲームの登板数や試合の消化数が少ないので、思ったよりはかどっていないなと。だからより一層ここから集中していかないといけないと。試合数の半分くらいは投げたかったところですけどね。

―後半戦に向けて、どういう気持ちを持って戦っていきますか？

　それはもう、広島に向かってみんなでぶつかっていく、勝ちにいかなければいけないと思うし。あとは、若い選手、バッターがなかなか打てないと言われていますけど、それはファンのみなさん、心配しなくても絶対打ちますから（笑）。この夏場のロード中は、逆転現象が起こる可能性は高いと思いますよ。これから打つようになって、8対10で負けるというような試合が出てくるかもしれません。そういうところは僕もブルペン陣に注意喚起して、8対10ではなくて8対6、8対7で勝てるようなゲームにしないといけないと思っています。