クローズアップインタビュー

和田豊監督
■生年月日/1962年9月2日・49才■身長・体重/174cm・72kg■投・打/右・右■出身地/千葉県■学・球歴/我孫子高-日本大-阪神('84ドラフト3位・'85~'00・選手兼任コーチ'01・コーチ'02~'03・ファームコーチ'04・コーチ'05~'11・監督'12~)■主なタイトル・記録/2塁手連続守備機会無失策プロ野球新記録432&連続守備機会無失策記録514('93.9.9)、1500試合出場('99.4.18)、1500本安打('98.5.23)、400打点('00.8.22)、200犠打('99.6.1)、開幕連続試合安打記録24('97.5.3、プロ野球記録)、ベストナイン('92・'94)、ゴールデングラブ賞(3回 '92~94)、オールスター出場(7回 '89・'92~'96・'99)■通算成績/1713試合 5972打数 1739安打 29本塁打 403打点 212犠打 93盗塁 通算打率.291

現役生活17年、コーチングスタッフとして10年間、阪神タイガース一筋で勝利を追い求めてきた。そして第32代監督として迎える縦縞28年目。和田豊監督は、新しいタイガースへの第一歩を踏み出した。その思いはひたすら熱く、これから迎える春季キャンプ、オープン戦、開幕へ向け、その「熱」は選手、チームそしてファンに伝播していくことになるだろう。


 
―新しい年を迎えるにあたって、期待とか不安、楽しみ、恐怖、意気込み、いろんな気持ちがあると思うのですが、一番監督の心の中を占めている気持ちはどんなものでしょう?

いや、覚悟をした時点で不安はもうないですよ。覚悟ができないと、いろいろ不安に思ったりすると思いますけど。そういう意味では、これから起こることに対して、ワクワク感はないですけど、さっきから何度も出てきてますけど覚悟を持ってというか決意というか、そういう気持ちだけですね。就任したことに対しても、こうやって「おめでとうございます」って言ってもらいますけど、それに対して「ありがとうございます」という気持ちより、責任感とかそういう気持ちの方が強くなりますね。就任したからうれしいなんていう気持ちは一切ありませんし。

―和田監督のタイガースでの27年間。ルーキーイヤーに日本一という経験があって、その後はひたすらその感激、喜びを再び追い求めてきたと思うのですが、結局現役時代にはその夢はかないませんでした。やはりチームの指揮を執る立場としての優勝への意識、日本一への意識というのはさらに強くなっているのではないですか?

そうですね、例えばこれが現役時代に何年かに一回ということで、何回か優勝できていれば、これだけ「勝ちたい」という気持ちが強くはなかったかもしれないですね。僕は1年目に、そういう輪の中にいさせてもらったんですけど、結局現役17年のうち16年優勝できなくて、やっぱりそういう気持ちはどんどん強くなりますからね。30を超えて選手会長をしだしたころから、本当に「チーム」というものを意識しだして。自分の成績どうのこうのより、とにかく「勝ちたい」というのが先にくるようになりましたね。



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