クローズアップインタビュー

上本博紀
■生年月日 /1986年7月4日・ 26歳 ■身長・体重 /173cm・63kg
■投打/ 右・右 ■出身地 /広島県
■学・球歴 /広陵高-早稲田大-阪神(2008年度ドラフト3位)

 プロ野球の世界に入って5回目の球春を迎える。昨年は左肘の側副靱帯損傷から復帰して7月1日に一軍登録。8月9日からはシーズン最終戦まで一番・セカンドでスタメン出場を続けた。上本博紀選手のその経験は、何物にも代えがたい成長の糧になっている。しかし、今の立場がまだ「本物」ではないことは、本人が一番よくわかっている。
 彼の走・攻・守、すべての面に潜在するポテンシャルは、新しい強いタイガースの到来を期待させる。今季、ライバルとなる壁は高いが、その壁を乗り越えてこそ、「本物」のレギュラー、そして一流選手への道筋が見えてくる。まず、挑む相手は自分。チームとともに這い上がりタイガースの顔となる。そんな過程も楽しみにしたい。


 
―年末、こちらにいる間はイベントや野球教室など、結構忙しそうでしたね。

そうですね。空いてる時間でトレーニングをするしかなかったんですけど、イベントとかで時間をとられるのもせいぜい2、3時間ですし。実際のところ回数もそんなにあったわけではないですし、イベントとかが多かったとも言われるんですけど、自分としてはそんなこともなかったかなと思います。逆にそういうのがあったからあんまり練習ができないんじゃないか、って思われるのも嫌なので、余計に意識してトレーニングはしっかりやるようにしていました。

―上本選手はプロ2年目で一軍を経験して今年が5年目。やっぱり1年目より2年目、2年目より3年目というふうに段階を踏んでいると思うのですが、自分の中でそういう積み重ね、成長をどうとらえていますか?

結果だけを見れば、徐々に良くなっているところはあると思うんですが、やっぱり僕は大卒で即戦力として、っていうところもあるし、もう年齢も年齢ですから。1年目も2年目も今も、全部が見合っていないと思うし、このままではいけないと。そういう焦りもありますし、危機感もあります。満足するところは全くないです。



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