(月刊タイガース9月号より抜粋)

―今シーズンはキャンプ、オープン戦と結果を残して開幕スタメン。開幕を一軍で迎えたのも初めてだと思いますが、どういう心境でしたか?
やっぱり一番は嬉しい、という気持ちが大きかったです。まあ周りからは「空回りしてんじゃないか?」とか言われましたけど、自分の中ではそういう感じはあまりなくて、意気に感じて思い切ってプレーしようと思っていただけなので。だからプレッシャーとかそういうのはあまりなかったです。
―今シーズンの今成選手の大きなテーマというか、使命はサードを守ること。でもとても今年からとは思えない安定感を感じます。
まあ試合に出る中で、最初のほうは不安もありましたけど、ファインプレーとかではなくて、一個一個アウトを取るにつれて、そのひとつのアウトが自信につながってくるのかなと思っていました。まずは正面だけだったり、ピッチャーが打ち取った当たりをしっかりアウトにしようと、そういう気持ちから入っていって。そういう風に少しずつは自信もついてきたかなと思いますけど、まだまだ足らないものは多いと思うので、そういう細かいところをこれから詰めていきたいなと思います。