(月刊タイガース4月号より抜粋)
―今年のキャンプでは、「ポジション争い」ということを言われたり見たりしたと思います。上本選手は一貫して自分のことをやるだけ、と言い続けてきましたが、そういう部分ではしっかりと自分のやることに専念できましたか?
そうですね、それはできたと思います。周りはそういうふうに言っているな、とは思ったんですけど、そこは変に意識せずにできました。もともと、自分のレベルをもっとしっかり上げないとスタートラインにも立てない、というか話にならないと思っているので。
―昨年は選手会長として迎える最初の年でした。シーズン中はそんなに意識することもないかと思いますが、一年やってみて感じたことや、こうしてみようという考えはありますか?

本当に去年は一年目で、わからないこともたくさんあって、周りに助けてもらった部分が大きかったんですけど、自分自身の社会勉強としても、もっと積極的に動いていきたいと思います。今のところこうしよう、というものはないですけど、その都度その都度、人任せにせず自分で責任を持ってやっていきたいなと。