(月刊タイガース9月号からの抜粋)
このインタビューの完全版は、月刊タイガース9月号(9月1日発売)4〜9ページで!
―チームは昨日で9連勝。強いですね。
まあ結果的に見れば強いですねえ。中身はあんまり、知らないっす(笑)。
―中にいても違いはあまり感じないですか?
一点差ゲームに勝てていることは事実ですけど、じゃあ何が要因なのかっていうのは全然わからないですしね、そんなに野球を知らないので(笑)。
―当然雰囲気はいいですよね?
いいんじゃ、ないですかねえ〜(笑)。
―個人としては、今年は課題だった4月、5月にヒットがコンスタントに出ていました。その後も含めた調子の波という点ではいかがでしたか?
いや〜、(波が)ありありでしょう。今年が一番大きかった思いますね。スタートを良くしようとしたわけではないんですが、いろんなことがあってオフシーズンのスタートを早めにして、その結果どうなるのかを見た時に、4月から良いスタートを切れました。でも結果的に4月5月に調子が良くても、6月7月が悪かったとなれば、それがチームに対して良い要素だったのかと言われたら、そうではないと思うので。
―数字の面で言うとフォアボールの数がすでに自身最多を記録。見極めが目立っていますね。
まあ、「ボール球を振らない」っていうだけですね。今までの認識のボール球と、ギリギリかなと思う球も見逃した時に、「ああこれもボールなんだ」ということがわかった。厳密なストライクゾーンをしっかりわかったというところです。
―別のインタビューで「5年目は」「5年目だから」という言葉をよく見たのですが、「5年」というその数字が、近本選手の中で大きな数字なのかなと感じました。
4年目はまだ若いですけど、5年目って結構(年数が)いってるイメージですね。4年目までは若さでどんどんいってましたけど、5年目からはそれじゃたぶん、ね。ケガだけは(しないように)とずっと言っているように、体のことも関わってくると思うんです。だから、成績よりも自分の体のことを意識してやっていますね。
―残り試合はあと40試合となりました。とにかく1試合1試合だと思いますが、まだ先は見えないと。
見えないです!(笑)。
―周りがざわざわし始めている感じもありませんか?
そうなんですか?いやあ、全然わからないですね(笑)。2年前の経験があるので、メディアもファンも球団も、いや、球団こそ、そういうのを意識しないように、意識していると思いますけどね。