(月刊タイガース6月号からの抜粋)
このインタビューの完全版は、月刊タイガース6月号(5月30日発売)4~9ページで!
─31試合が終わって11本塁打、31打点でセ・リーグ2冠。ここまでを振り返っていかがですか?
順調じゃないですかね。はい。
─昨年の2月号では、自主トレにお邪魔して、お話を聞かせていただきました。その時は優勝した年のオフで、かなり忙しくて、なかなか思い通りに練習する時間もないとおっしゃっていました。昨年は優勝を逃してしまったことで、逆に秋季キャンプからみっちりと自分の思う練習ができて、それが今年に繋がっているという部分もありますか?
それは間違いなくあるんじゃないですかね。本当に、優勝した年は思ったように練習できなかったので。それはダメだなと思ったので、その年に比べればすごくやりたいことができて、良い準備ができたのかなと思います。
─春のキャンプも含めて、やりたいことができたという満足感、充実感のある中でシーズンに入れたと?
そうですね。しっかり準備はできたなという感じだったので。それがキャンプ、オープン戦、開幕と良い流れでできたかなと思います。
─今年は11本のホームランのうち、逆方向がすごく増えて、レフト4本、センター3本、ライト4本と、どの方向にも満遍なく打てています。秋季キャンプからずっと逆方向は意識されていたと思いますが、その取り組みがしっかり出せていると?
うん、そうですね。本当にそこは1つのテーマではあったので。今のところはいい形かなと思います。
─逆方向への打球をテーマにする考えに至ったのは、やはり甲子園の浜風、ということもきっかけでしたか?
もちろんそれもありますし、甲子園以外の球場でも、逆方向へのホームランがちょっと少なくて。やっぱり外の難しい球は引っ張ってホームランというのはなかなか難しいので、コースに逆らわず、逆方向に打ちたいというのは考えていたところではあります。