トップに
戻る
岩崎優 結び束ねる

(月刊タイガース11月号からの抜粋)
このインタビューの完全版は、月刊タイガース11月号(10月31日発売)4~9ページで!

─優勝おめでとうございます。改めて2度目の優勝の味はいかがでしたか?
 やっぱり優勝は改めて良いな、というのは素直に感じました。

─3年目で2度目の優勝ということで、やっぱり森下選手はそういう勝ち運も持っているなと感じます。
 周りの人たちに助けられて、自分もなかなか結果が出ない時にもカバーしてくれたりしたおかげでチームも勝てて、自分もまた成績をしっかり残すことができて。本当にそういうシーズンだったので、良かったんじゃないかなと思います。

─優勝が決まった9月7日ですが、最後、センターの近本選手のところにウイニングボールが飛んで、ライトの森下選手は寄っていきながらその瞬間を見届けたと思います。あの瞬間の気持ちはいかがでしたか?
 いやもう、うれしかったですね。やっぱりリーグ優勝するためにシーズンを戦ってきたので、良い形で終われてすごくホッとしたというのはあります。

─先にマウンドで喜んでいるナインの中に外野手の3人が駆け寄って行きました。森下選手は思い切り飛び込んでいきましたね。
 そうですね。早く優勝を分かち合いたいなという気持ちでいきました。

─森下選手個人を振り返ると、今年はほぼ全ての数字でキャリアハイの成績を残しました。今年のご自身はどんなシーズンだったと振り返りますか?
 課題がしっかり自分の中で明確に出たかなというシーズンだったので、来シーズンによりもっと良い成績が残るような形にしやすくなったかなと。それと今の技術力である程度の成績を残せたというのは、またプラスに捉えて良いんじゃないかなというものがありますね。

─その中でも、今年の数字で自分的に納得のいく数字はありますか?
 守備じゃないですかね。守備の部分で、去年よりも一昨年よりも全然良い数値を残すことができているので、その部分でのチームに対する貢献だったり、自分自身の自信というのは、今年はより深まったかなと思います。

─この号が出るのは順調にいけば日本シリーズの真っ只中という10月31日となります。これからポストシーズンが始まりますが、10月末に向けては今どんなことを考えていますか?
 もう結果ですね。短期決戦なので、相手のエラーでも1点取れればそれは大きな1点ですし。本当に泥臭くいくのが短期決戦で勝てる要因でもあると思うので。もちろん自分が打ってチームを勝たせたいですけど、打つだけじゃなくて守備でも走塁でも貢献できるところはいっぱい出てくると思うので、気を抜かず一戦一勝でやりたいなと思っています。





月刊タイガース今月号

月刊タイガース11月号

10月31日(金)発売
特別定価800円