
(月刊タイガース12月号からの抜粋)
このインタビューの完全版は、月刊タイガース12月号(12月1日発売)4~9ページで!
─日本シリーズから約10日ほど経ち、オフシーズンに入りました。最後は悔しい結果になりましたが、気持ち的にはもう次に向かえていますか?
もちろん、はい。終わったことは終わったことなので。その反省を踏まえて、シーズン中にもトレーニングはこうしたいという案を色々出していて、それを探求していくのがオフシーズンだと思うので、自分をさらに良くするために動き出しています。
─シーズンを振り返ると、今年の失点は自身3戦目の1失点のみで、アクシデントもありながらその後の50試合は無失点というシーズンでした。見ているほうからすればこれ以上ない成績だったと感じますが、ご自身ではどう振り返りますか?
表に出ている数字はもちろんよくできたなというか、でき過ぎたなというところはありますけど、やっぱり内容的には去年よりは落ちていると思いますし、色々な細かい数字を見ていくと、不十分さを感じます。それが日本シリーズの最後で出たのかなと受け止めていますね。今シーズンの細部の甘さが出たというか。意識的な甘さではなく、技術とか力とか、そういうところがまだまだ足りていなかったなということですね。
─このオフ、新たに乗り越えるべき課題ができた中、こうしていこうと重点的に考えている部分はどんなことですか?
トレーニングを色々変えていくということもありますし、しっかり今まで以上に体のケアをしていかないと、投げ続けられないと思うので。よく言われる勤続疲労というのは、岩崎さんは「勤続疲労というものはない」と言っていたんですけど(笑)。勤続疲労というものが何なのかというところを突き詰めて、自分でケアをしたり、色々なトレーニングをしたり、ということを考えていきたいと思います。様々なので、言ったらキリないと思うんですけど。
─来年は連覇を目指すシーズンになります。そこに向けて、改めて抱負をお願いします。
(2リーグ制後)球団初の連覇ということですが、今のチームだったら当然狙えると思いますし、自分がまた今年以上の活躍をしてチームの力になれれば、もっともっと強いタイガースができあがると思います。日本シリーズで打たれてしまったことも、より日本一になりたいという気持ちが強くなりました。来シーズンはまたうまくいかないこともたくさんあると思いますが、そこに向かって頭を使って考えながら、来年もチームの力になれるように頑張りたいなと思います。


