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Close up Interview 岩貞祐太


(月刊タイガース6月号より抜粋)

思いを込める
岩貞祐太


髙山 俊・横田慎太郎―今年は3年目、1年目はケガからの出遅れもありました。2年目の昨年は、一軍では5試合(1勝)でしたが、ファームでしっかり投げることができました。その経験、過程で成長してきた部分も大きいのではないですか?

 今思えば、昨年下で100イニング近く投げさせてもらって、でもその中でもただこなしているような試合が多かったような気がします。でも去年の夏に、神宮で投げて抹消になってから、フォームを変えたり、野球に対してもっと自分は変わっていかないといけないと思って。そこからの時間というのは、自分にとってとても濃いものになりました。

 



髙山 俊―そして4月は5試合に登板して、1勝ながら46奪三振、防御率は0.79という結果。そんなさなかに、地元の熊本が地震の被害に見舞われます。言葉にはできない衝撃があったと思いますが、それから約1カ月、どのような思いで過ごしてきましたか?

 まさか自分の生まれ育った街が地震に遭ってあんなにめちゃくちゃな状態になるなんて想像もできませんでしたし、本当に胸が苦しくなるというか。地元に帰った時はいつも何気なく見ていた風景が無くなってしまったり、道路も建物も崩れてしまったりと・・・。それは本当にショックなんですけど、実際に熊本にいる人のほうが大変ですし、僕がクヨクヨしている場合ではないと。野球を頑張ることもあるんですけど、周りからできること、支援できることは何だろうと考えてやってきました。少しずつでも学校が始まったりした話を聞くと、うれしいですね。






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